笑点の公開収録&観覧に行ってきました!! [2/4]

小旅行記/お出かけ記旅行記

どもども、今回は超長寿人気番組「笑点」の公開録画に行ってきたので、小旅行記として記事にしようと思います。


1. 参加が決まるまで

さて、まずは笑点公開収録に参加するに至った話をしていきます。まあ、端的に説明しますと単に応募して当たったというだけの話なのですが・・・。

自分はこれまで笑点公式ホームページのフォームで15回以上応募してきました。しかし、これらはことごとく外れてしまいました。ちなみにですが、これらは全て参加人数3人で応募していました。

公式ページのQ&Aを見ると、約920名の定員に対して、ハガキとインターネット合わせて約13,000通もの応募があるみたいです。つまりは倍率14倍・・・「当たらないのも妥当なところかな」という気がしてきます。しかし、公開収録参加したい欲が爆発してきたので、今回は当たりやすいと噂されているハガキによる応募をしてみました。さらに当たりやすいように、今回は参加人数を2人で応募してみました。

応募後、数日が経ち「今回もダメだったか」と落ち込んでいると、このハガキが届きました。

そう! 見事当選です!!思わず小躍りしてしまいました。

というわけで、2月4日の公開収録に参加できることになりました。それからというものは首が長くしつつ当日を待ちました。

ちなみに、ハガキとインターネットでの当選確率の差異は、おそらく無いものと思われます。先ほどのQ&Aを見ると無作為に選んでいると書かれているので………。

1. 開場前

さて、待ちに待った収録当日です。会場はほとんどが後楽園ホールです。もちろん今回もそこでした。過去に公開録画に参加した方のブログを見たところ、結構長い列になるみたいなので、余裕を持って1時間強くらい早めに会場に行きました。

しかし、1時間というのは甘い考えでした。すでに後楽園ホールの入り口前には長蛇の列ができていて、列の最後尾は遥か遠くの方にありました。

なぜこんなに列ができるのかと言いますと、理由は単純、全ての席が自由席だからです。前の方や真ん中の方に座りたい方は早めに並んでそれらの席を確保するものと思います。

……さて、どうにか最後尾に到達すると、列の案内をしているおいちゃんがいました。その方に招待券であるハガキを渡すと、整理券のようなビラのような案内をいただけました。

画像を見てもらえるとわかると思いますが、この案内には収録日と放送日、そして今日の演目が書かれています。応募した時にはどのような演目に当たるかはわからないので、ここで初めて、今日見ることができる演目がわかるわけですね(すでにTwitterで呟かれている方もいましたが…)。

個人的にはこの演目は大当たりです。若手大喜利ではTwitterでフォローさせてもらっている柳家わさびさんや林家つる子さん、真打ちに昇進する馬るこさんを生で見られますし、演芸の漫才がハライチさんで安心しました(正直、放送を見ていると、この日に当たったらハズレだな…という方もいるので…)。

この紙の裏には収録に際しての注意事項と整理券番号が書かれていました。この番号がいくつから始まっているかわわかりませんが、自分の数字は”373″番でした。もし1番から始まっていたらすでに400人弱の方が並んでいるということになります(確かにそれくらい並んでいる列の長さでした)。開場の1時間前に来たのに……席取りガチ勢はなかなか侮れません。次回がありましたら自分も頑張りたいです。

列に並んでいる方の年齢層はやはり年配の方が多めだなと感じました。しかし最近の笑点人気の影響か、20代前半くらいの若めの方も多かったです。割合にすると50%くらいがご年配、30%くらいが50歳前後、29%が20歳前後、そして残りの1%が小学生くらいの子供という感じでした。収録ということもあり、小さいお子さんは少なめという感じですね。

そして、開場時間になり、ズイズイっと列が進み始めました。会場は後楽園ホールの5階にあります。そこまでの移動は階段だけとのことです。先ほどの案内に書かれている注意事項にも「階段で上がっていただきます」という旨が書かれています。また、その文と一緒に「決して無理をなさらずご自身の体調管理をお願い致します」と書かれていて、観覧者の平均年齢の高さを感じさせます。

そんなこんなで、階段で会場に向かいました。後楽園ホールは格闘技のメッカということもあり、階段やロビーは異様な雰囲気でした。階段の壁には落書きがびっしりでしたし、ロビーにはグローブなんかが飾られていました。ふと、「こんなところで笑点は撮られているんだなー」なんて思ってしまいました。

2. 会場内

いよいよ会場に潜入です。なんとも見慣れた舞台ですね。ある意味安心です。画像はTwitterにあげるようになんとなく加工したものです、ご了承ください。

先ほども述べたように、全席自由席なので会場に入った方から好きなところに座っていきます。今回、自分は約370番目(仮)だったので、前の方は全て埋まっていました。しかし後ろの方は真ん中も空いていたのでそこに座りました。自分が座った後でも人が続々と入ってきます。最終的には席が人で埋め尽くされました。さすがは超絶人気長寿番組の笑点だなということですね。

しばらくすると、収録に際しての説明と注意事項の確認が始まりました。説明してくださったのは、こん平師匠のお弟子さんである林家ぼたんさんです。内容としましては、(スタッフの合図に合わせた)拍手の仕方と携帯電話の電源を切ってねという感じでした。しかし、説明しているのが噺家さんということもあり、これらの単純な説明でも笑いを誘うような工夫がなされていると感じました。

3. 収録中

さて、いよいよ収録が始まりました。具体的な内容はTV放送があるので割愛させてもらいますが、若手大喜利→ハライチさん→若手大喜利→大喜利→大喜利という内容でした。大喜利が2つあるのは2週分をまとめて撮影しているからです。各演目間の舞台準備などの空いた時間は、ぼたんさんによる時間稼ぎという名の小噺が挟まれました。笑点の公開収録は、暇な時間になりそうな部分でも面白いので、収録時間の約2時間ずっと笑いっぱなしでした。

大喜利の収録は、TV放送される15分を大きく上回る約30分という大盤振る舞いでした。「ここから編集による無慈悲なカットが入るんだなー」とか思いつつ見ていました。また、”収録”ということもあり、三平さんの挨拶を撮り直すという、なかなかレア(?)な場面も見ることができました。あとは、たい平さんのフナッシーや口笛芸、山田さんの突き飛ばし、おじいさんたちの乱闘、昇太さんの噛みなどTVでしか見れなかったものを直接見ることができ、大満足でした。

もちろんTVでは放送されないところも目の当たりにしました。詳しくは実際に公開収録に参加して確かめて欲しいのですが、「舞台のそんなところが回るの!?」とか「スタッフさんそこは笑わなくていいの?!」とか「カメラさんはこうやって連携してるんだなぁ」という見えない面白ポイントがたくさんありました。

4. 初めて参加する方へ

この記事を読んでいる、「初めて笑点の公開収録に参加する」という方へ、いくつかアドバイスのようなものを書いておきます。自分自身、初めて参加して思ったことなので、あくまで参考程度にお読みください。

  • いい席欲しけりゃ早く来るべし
  • 夏なら水・日傘を持つべし
  • 冬ならあったかい飲み物・防寒べし
  • 食べ物も持ってくるべし
  • 暇つぶしも持ってくるべし
  • 複数人で応募するべし

初めの項目については説明不要と思います。

次の2つは、季節を考慮して必要だと思ったものです。今日はいい陽気だったので待ちやすかったですが、もっと過酷な日だと用意しておいて損ということはありません。

そして、次の2つは、お昼時なのでお腹が空くよということと、早く来ると待ち時間がとても長いから暇になるかもよということです。

最後の項目は、ちょっと買い物やお手洗いに行くときにいた方がいいかなと思ったので入れました。もしかしたら、係の人からもらえる紙に整理番号のようなものが書いてあるので、列を離れても大丈夫なのかもしれません(自分は小心者すぎてそんなことできませんが……)。

おわりに

最近、笑点好きと自称しているのに、これまで公開収録に参加したことがありませんでした。何度も応募して、この度やっと当選することができました。

実際に行ってみると、TV放送だけでは味わえない面白さが随所に散らばっていて、面白かったでなく、より笑点が好きになりました。これからも応募を続けて、また参加したいです。

これ以上、倍率を上げることは避けたいのですが、皆さんも笑点に参加してみるべきだと思います。……何と言っても参加費は無料なので(笑)。
そんなわけで、公開収録に行ってまいりました。という記事でした。