DiscordのRainでもらえる(無料の)仮想通貨をまとめてみたよ

仮想通貨

どもども、仮想通貨が出現しもうすでに長い月日が経ちました。今となっては数十、数百では数え切れない程のものすごい種類のコインが作られています。それらの有象無象のコイン達は入手方法も様々です。主な入手方法は買ったり、マイニングしたりです。

今回は、そんな入手方法の中でも善意とノリで決まる、Discord上での”rain”で入手することができるコインたちをまとめていこうと思います。Rainコインという名前のコインとは関係ありませんので、ご注意ください。


1. Rainとは

まずは、Rainという仕組みについて紹介します。もしかしたら、自分が勘違いをしているものがあるかもしれませんが、その時は本記事における”rain”の定義がそうなっているとお考えください。

Rainを紹介する前に、Discordについて簡単に説明しておきます。Discordはゲームプレイヤー向けに開発されているチャットソフト・サービスです。簡単な操作でチャットやグループ通話をすることができるので、ゲーム以外の分野でも広く使われています。登録も、ただ使用するだけなら電話番号も必要ないので、一度お試しで使ってみるのがいいと思います。対応OSは各種PCとスマホOSに加えてブラウザ版もあるので、困ることはないと思います。

RainはそんなDiscord上の仕組みで、簡単に言うと”投げ銭”の仕組みです。有志のユーザが”rain”のコマンドを実行することにより、その瞬間にオンライン状態だった全員にその投げ銭が配られるという仕組みです。ここまで読んでいる方の中では、「そんなの誰がやるんだよ」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際にコミュニティを見てみると意外とたくさんの人が雨を降らしています。さらに面白いのは、Rainによって入手したコインをそのまま降らす人がいることです。そうすることで、コミュニティ全体が盛り上がっているのです。時々、お祭りのような雰囲気になり、ゲリラ豪雨のような大雨が降ることがあります。

もちろん全員が全員Rainを振らせているわけではありませんし、Rainによって”稼ぐ”ことができるほどではありませんが、コインの参加者を増やすと言う点で、そのコインを盛り上げるのにはいい仕組みなのではないでしょうか。あとは、単純にコミュニティやチャットの雰囲気が面白いです。

2. Rain通貨まとめ

では、いよいよRainによって入手することができる仮想通貨たちを紹介していきます。基本的にはDisocordにコミュニティに参加してDiscord内で使用できるウォレットを作成することでRainを受け取ることができるようになります。詳しくはそれぞれのコインのコミュニティのwelcomeチャンネルやFAQチャンネルをご覧ください。読んでもわからない場合は、すでにコミュニティに参加している人に聞いてみるのがいいと思います。

1. XP (xp)

まずは”Rainといえばこの通貨”のXPを紹介します。”仮想通貨 Rain Discord”で検索して出てくるのは、ほぼXPの記事です。この事からも分かるようにRainの代名詞となっています。このコインは主にゲームに向けたコインです。コミュニティはかなり活発で常時数千人がオンラインにいます。日本支部のコミュにある雑談用のチャンネルには、「わよ」や「バブー」など狂気を感じるものもありますが、踏み入れなければ問題ありません。Rainも活発で時々大雨も振ります。

Rainの受け取り方は、コミュ参加後に”Xp-Bot”のアカウントに”,register”を送る事でウォレットを作成するだけです。あとはオンラインでいるだけで、Rainを受け取ることができます。注意なのはオンライン状態(緑色)でも、しばらく操作していないと”退席中(黄色)”状態になってしまうことです。この状態ではRainを受け取ることはできませんので注意してください。XPのDiscordコミュニティには海外のものもあります(そっちが本部なんですが…)。そちらでもオンライン状態でいることでRainを受け取ることができるので、一緒に紹介しておきます。

Experiment Points (本部, 英語)

XP COIN – KOREA (韓国語)

最後にXPを(ちょっとだけ)増やす方法を紹介しておきます。XPはPoSの仕組みを採用しています。(説明をめちゃくちゃ省くと、)この仕組みではコインを所持しているだけで、コイン数に応じた配当を受け取ることができます。しかし、少ないコイン数ではまともに配当を受け取ることはできません。そこで少ないコインを持っている人が協力して大きい配当を受け取る仕組みがあります。その仕組みを提供しているサービスで自分が使用しているのがSimple PoS Poolです。

こちらにコインを預けておくことで、個人で受け取るよりも大きい額を受け取ることができます。自分は、Rain仕返した分を除いて全てこちらに入れています。このサイトの操作や、どのくらい配当がもらえるかはそのうち本サイトの記事にまとめていこうと思います。

2. GrimCoin (grim)

次は、GrimCoinです。これはオンラインカジノに向けた通貨らしいです。コミュニティはXPほどには盛り上がっていませんが、少なくても人はいます。Grimコインを取り扱う取引所が少ないため、まだまだな印象を受けますが、今後に期待したいところです。

Rain”register_room”で”,register”のコマンドを打つことでウォレットを作成することで受け取ることができます。XPと同様にGrimCoinにも海外のコミュニティがあります(そちらが本部…)。ただXPとは違い、Discordのウォレットは共通ではありませんので、それぞれのコミュニティで”register”コマンドを実行する必要があります。

さらに、本部のコミュニティではRainの他に”airdrop”という仕組みがあります。これは不定期に行われるもので、管理者の方が大粒の雨を振らせます。これに対しユーザは早い者勝ちで”airdrop”コマンドを実行することで数百コインを獲得することができるというものです。現在の価格で100円程度のコインを一度に手に入れることができますので、よかったら狙ってみてください。制限人数に達するまで数十分ある場合もあるので、結構狙い目だったりします。

さて、XPと同じようにこちらでもコインを増やす方法を紹介しておきます。と言っても、方法はほぼ同じでPoSの仕組みを活用するだけです。残念ながらGrimCoinにはグループPoSのサービスは無いようですが、個人の少ないコイン数でも、今のPoSレートなら、かなりコインを増やすことができます。手順はPC端末にウォレットをインストールして、そこに送金、置いておくだけです。

3. BitZeny (zny)

以前CPUでのマイニングである程度採掘することができると紹介した、BitZenyのコミュにもRainがあります。

Rainのもらい方はまず、”bot”チャンネルで”./register”コマンドを実行します。そして、生成されたアドレスに10ZNYを入金することでRainを受け取ることができるようになります。他のコミュに比べて一手多いのはめんどくさいですね。さらに、BitZenyは広報問題などが噂されていますので、今後どうなるか…遠くから見守ろうと思います。

※ 2018/03/04現在 BitZenyコミュニティのBOTが調子悪いみたいなので、修正されるまで待つのが吉かと思われます。

4. SHIELD (xsh)

最後に、SHIELDです。SHIELDはVerge(XVG)のオープンソースをもとに作られている匿名性・高速性に定評のある暗号通貨らしいです。コミュニティの盛り上がりはそこそこで、参加者は落ち着いている人は多い印象です。

Rainのもらい方は、”register_room”で”,register”コマンドを実行してウォレットを作成し、そのアドレスに1xsh以上の入金を行う、です。残念ながらBitZenyと同様にワンアクションめんどくさい送金を行わなくてはいけません。

しかし、最近行われたDiscord内のRainイベントでは、ウォレットにコインが無い人には1xshをプレゼント(Rainを受け取れるようにする)というものがあったそうです。なので、最悪そのようなイベントを待ってみるのもてなのかもしれません。加えてそのイベントではものすごく大量のRainが行われたそうです。今後そのようなイベントがあるかは分かりませんが、コミュニティには参加しておいて損はないと思います。自分はそのようなイベントがあるのを知らなかったので、coinexchange.ioでコインを購入してウォレットに送金しました。

また、SHIELDは現在PoWの仕組みですが、将来的にPoSに切り替わるそうなので、今のうちにコイン数を増やしておくのがいいのかもしれません。

3. オンライン状態について

上記でも説明したようにRainの受け取りは、Discord上で”オンライン”(緑)の状態である必要があります。しかしサーバーの設定によっては、時間が経つと”退席中”(黄色)状態になります。退席中状態ではRainは受け取ることはできません(別のコミュニティのページを表示していても大丈夫です)。

そんな中、ネットを探してみるとRainを得るがためにオンライン状態を保つ方法が紹介されていたりします。例えば、こんなの(リンク切れのためリンク削除)やこんなのです(後者は未検証ですが……)。本記事の冒頭でも述べたように、Rainの仕組みは善意で成り立っています。そんな恵みの雨に対してBOTを使って浅ましく小銭を稼ごうというのはどうかと思います。

本記事を読んでいる方には、そんなことを考えている人はいないことを祈っています。
※ 別に禁止はされていないみたいなので、これは完全に個人の意見です。

おわりに

さてここまで4種類の通貨を紹介しました。Rainの仕組みは完全に善意とノリで構成されています。Rainの仕組み上、参加者が増えれば一人頭の取り分は少なくなります。では、なぜこのような紹介記事を書いたかと言うと、それぞれのコインを盛り上げたいからです。それぞれのコミュニティに参加者が増えることで、間接的にそのコインを盛り上げていくことになります。盛り上がれば使い道も増えるでしょうし、嬉しいことがたくさんです。…という感じの微力ながら応援したいという記事でした。

2018-03-04仮想通貨