Peekで超お手軽に画面をキャプチャしてGifアニメファイルにしてみる on Ubuntu
この前ゲーム開発をしていたとき、バグで面白い挙動がおこったので、その様子を動画にし、Twitterへ投稿したいと思いました。しかし、ほんの数秒の動画を投稿するのに本格的なキャプチャソフトを使ってMP4とかにするのがめんどくさかったので、簡単かつ単純な操作でGifアニメーションを作成することができるものを探してきました。今回は、その導入をしてみようと思います。ちなみにソフトの名前は「Peek」といいます。
OS : Ubuntu 16.04 LTS
1. パッケージのダウンロード
では、早速やっていきます。まずは、GitHub上で提供されているdebファイルをダウンロードしてきます。この記事を書いている時のバージョンは8.0で、「Downloads」という項目の「peek-0.8.0-Linux.deb」というリンクからダウンロードすることができました。
2. インストール
次に、インストールを行っていきます。ダウンロードしてきたdebファイルを適当なディレクトリに移動させた後、アイコンをダブルクリックで実行してみてください。すると、Ubuntu Softwereが立ち上がるので、そのままインストールボタンでインストールしてください。
インストールが完了しても特に変化が無いので分かりづらいですが、スタートメニュー内で「Peek」と入力して検索するとアイコンが出てきます。これを選択して枠だけのウィンドウが出てきたらインストール完了です。
追記
必要なモジュール群がないとインストールできても録画できないみたいです。調べると以下のコマンドでインストールすれば大丈夫と書かれていましたが、最近の環境では変わっているかもしれません。
1 |
$ sudo apt install libsdl1.2debian ffmpeg libavdevice-ffmpeg56 |
追記終わり
3. 使ってみる
さて、インストールまで完了したので最後は使って見るだけです。と言っても、Peekは限りなくシンプルな仕組みになっていて、とくに設定も必要ありません。ウィンドウの枠をキャプチャしたい範囲に合わせて”Record”ボタンを押すだけです。キャプチャを止めたいときは同じ所を押すだけ。なんとこれだけで、キャプチャした動画がGifアニメーションができちゃうんです。
おわりに
さて、今回は簡単にキャプチャできるPeekを紹介しました。おそらくこれ以上に簡単なキャプチャツールは無いでしょう。やはりツールは高性能だけでなく使いやすさも大事ということが身にしみた今日このごろでした。